2026年5月12日
夫婦をつなげる宇宙生物AI『Fuu』── 直接は言えない本音を受けとめながら、夫婦の溝は作らない。子育て世代のためのAI対話サービス、本日リリース
「あなたは正しい」と言わない。客観的・科学的で、それでいてチル(緩い)── 宇宙からきた豚に似た生物 "fuu(フー)" が、夫婦それぞれと対話する新しいかたちのAIによるパートナーシップサポート。

合同会社ホグシオ(本社:東京都府中市、代表:中村裕子)は、AIによる夫婦対話サービス「fuuspace(フースペース)」を2026年5月にリリースしました。本サービスは、「夫(妻)に直接は言えないことを、安全に言葉にできる場所が欲しかった」という、産後の女性たちの声から生まれたサービスです。宇宙からやってきた豚に似た生物 "fuu" が、夫婦それぞれと個別に対話します。
産後、夫婦のあいだで起きていること
子どもが生まれた直後の数年間 ── 産後クライシスやガルガル期と呼ばれる時期、多くの女性は人生のコントロールを失います。睡眠は分断され、ホルモンバランスは一変し、自分の感情を自分で扱えない瞬間が続く。
そして、夫に対して感じる小さな不満や疑問が、毎日積み重なっていきます。「どうしてこの人は気づかないんだろう」「どうしてこんなことを言うんだろう」── けれど、それを直接ぶつけてしまえば、関係が壊れる予感がする。
人間のカウンセラーに相談するには、構えすぎる。友人に話せば「夫が悪い」と一緒に憤ってくれるけれど、それでは夫婦の溝が深まるだけ。ただ、安全に言葉にできる場所が欲しい ── そんな声から、fuuspace は生まれました。
fuu とは何者か
fuu は遠い星からやってきた、豚に似た見た目の宇宙生物。地球の人類カップルを観察するのが仕事(というより趣味)で、人間社会の「夫婦はこうあるべき」という規範からも、文化的な常識からも、完全に外側にいます。
ユーザーは fuu と一対一で対話します。fuu は判断しません。アドバイスもしません。そして、絶対に「あなたは正しい」とも言いません。
設計思想 1:迎合しない、寄り添いすぎない
fuuspace の設計上、最も重視したのは「夫婦の溝を作らないこと」です。
世の中の多くの夫婦相談サービスや愚痴聞きサービスは、利用者に共感し、「あなたは正しい、相手がおかしい」と寄り添います。それは一時的にユーザーを満たしますが、長期的には夫婦の関係をさらに引き離してしまう。
fuu は違います。客観的で、科学的で、評価しない。それでいて緩い ──「うんうん、それは大変だったね」と迎合する代わりに、「哺乳類のホルモン分泌の話なんだけどさ」と別の角度から眺める。共感ではなく、観察を提供します。
設計思想 2:fuu は伝言しない
fuuspace のもう一つの重要な設計ルールは「fuu はあなたの言葉を相手に伝えない」ことです。
夫婦カウンセリングというと「橋渡し」「仲介」をイメージしがちですが、fuu はそれをしません。あなたが fuu に話したことは、あなたと fuu のあいだにとどまります。だから、安心して何でも話せる。
設計思想 3:「生物学的な気づき」として、自然に届く
ではどうやって、夫婦の関係に作用するのか。
たとえば、妻が fuu に「帰ってきても話を聞いてくれない」とこぼしたとします。fuu はそれを夫に伝言しません。代わりに、夫との別の会話の中で、こんな雑談を投げかけます。
「哺乳類って、帰宅直後の音声コミュニケーションでオキシトシンが出てストレスが下がるんだよね」
責められない。指摘されない。ただ、宇宙の豚が披露するちょっと面白い生物の話として、自然に耳に入る。気づくかどうかは本人次第。気づかなくてもいい。でも、そこには種が蒔かれる。
トライアル・ユーザーの声(匿名)
fuuspace を実際に使っていただいたトライアル・ユーザーの方々から、こんな声が寄せられています。
「夫に直接は言えないことを、安全に言葉にできる場所がほしかった。fuu は『あなたは悪くない』と言ってくれない代わりに、私の話を全部聞いてくれるし、客観的な意見が心を落ち着かせてくれました。」(30代女性・第一子出産後)
「友達に夫の愚痴を言うと、一緒になって夫を悪く言ってくれるけど、家に帰ると夫がいるんですよね。fuu は夫を悪く言わないけどちゃんと私の気持ちは聞いてくれる。あと緩いキャラなのがちょうどいい」(30代女性・育児中)
「夫婦で同じキャラクターと話してることが、なんか面白い。家でたまに『今日 fuu がこんな話してたんだけど』って会話のきっかけになるんです。直接言いにくいことを、間接的に話題にできる」(30代女性・夫婦で利用中)
「赤ちゃんの夜泣きが多いとき、妻に『代わろうか? 手伝うよ』と聞くと、いつも『大丈夫』と返ってくる。でも本当にそうなのかな、と気になって fuu に聞いてみたら、『たまになら代わってほしいんだって』と本音が出てきた。夫婦だけでは言えない本音も、fuu を通じて伝わるんです」(30代男性・第一子の父親)
※実際のユーザー声をベースに編集。本人の許諾を得たうえで掲載。
なぜ "宇宙生物" なのか
「人間のカウンセラーには話せないことが、宇宙の豚になら話せる」── これが fuuspace のポイントです。
趣味で人間を観察している宇宙生物は、科学的知識は持っていても、権威を持たない、正解を押し付けない、評価もしない他者だからこそ、人は弱さを見せられる。日本には古来から、八百万の神々や妖怪、もののけといった「人ならざる存在」と語らう文化があります。fuu はその系譜にある、現代の聞き役です。
想定ユーザー
主に30代の夫婦、特に第一子・第二子の出産前後から未就学児期にあるお母さん。生活の変化が激しく、夫に対して直接言えない感情を抱えながらも、関係を壊したくないと願っている方。
サービスは妻だけでなく夫婦両方に開かれており、夫側からも「妻が本当はどう感じているのか確かめたい」「自分の気持ちを整理したい」といったニーズで利用されています。夫婦で利用することで効果を発揮する設計です。
サービス概要
- サービス名
- fuuspace(フースペース)
- 提供開始日
- 2026年5月
- 無料トライアル
- 14日間(全機能利用可)
- Premium
- 月額 ¥1,050(税込)
- 通信ブースト
- ¥300 / ¥600(追加メッセージ、Premium会員向け)
- 提供形態
- Webサービス
代表コメント 中村裕子(合同会社ホグシオ 代表)
産後の女性が抱えている感情は、時として、自分自身でも持て余すほど大きく、複雑です。「夫が悪い」とまでは思っていない。でも、何かが違う。何かを言いたい。けれど、直接言ってしまえば壊れてしまう気がする ── そんな宙ぶらりんの感情を、安全に言葉にできる場所が、世の中には足りていないと感じてきました。
fuuspace は、その「言葉にできる場所」を提供したくて立ち上げたサービスです。
私たちが大切にしたのは、「夫婦の溝を作らない」ということです。共感型のサービスは「あなたは正しい」と言ってくれる安心感がありますが、長期的にはパートナーとの距離を遠ざけます。fuu は迎合しません。客観的で、科学的で、それでいてチル(緩い)。あなたの話を全部聞くけれど、誰の味方にもならない ── そういう存在を、AIで設計しました。
産後を経験するすべての夫婦が、自分たちの呼吸を取り戻せる場になればと願っています。
会社概要
- 会社名
- 合同会社ホグシオ
- 代表
- 中村 裕子
- 所在地
- 東京都府中市府中町
- 事業内容
- 「社会のこわばりを、ほぐす」をコンセプトに、日常の中にある見えにくい課題をテクノロジーとデザインで解決する企業です。